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Flote(独)/flute(仏)/flauto(伊)/flute(英)/フルート

フルートは約26.5インチ(約67センチ)の横笛である。元来は木製であったため、木管楽器に分類されるが、現在では銀、金、白金などの金属で作成される。横笛としては、中世初期から使われてきた古い楽器であるが、現在の形になったのは19世紀になってからである。
フルート族の楽器としては、ピッコロ、アルト・フルート、バス・フルートなどがある。ピッコロは、ロマン派以降のオーケストラ曲には普通に利用される楽器であり、アルト・フルートも20世紀初頭の曲によく利用されている。バス・フルートは、フルート合奏以外で利用されることは、ほとんど無い。

フルートの歴史を考える場合、その改良者であるテオバルト・ベーム(Theobald Boehm:1794-1881)の名を忘れることはできない。現在のフルートは、すべてベームの3つの主要原理に基づいて作られている。この改良のおかげで、フルートは音程的にも音質的にも、均質で安定が得られるようになったと言われる。

第1原理
すべての半音階のために、音響学的に正しい位置に音孔を開けること。
第2原理
各音孔はできるだけ大きく穴を開け、広く口を開けた状態にしておくこと。
(以前のフルートは、指で押えられるように穴の大きさや場所が制限されていた)

第3原理
指がキーや蓋や軸やバネの力を借りてすべての音孔をコントロールできるような機械装置を作ること

フルートの音色は透き通った輝かしさを持ち、高音域3オクターブを受け持つ。運動性も高く、早いパッセージを難なくこなす。

フルートの代表曲は、モーツァルトの2曲のフルート協奏曲、ビバルディのフルート協奏曲などがある。また、ビバルディのピッコロ協奏曲は、ピッコロの代表曲として有名である。


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